はじめに
ワールドサッカーダイジェストの3月20日号に面白い記事がありました。
イタリアのMaurizio Viscidl氏が示した攻撃戦術の最先端
「ゴールの法則は6つだけ」という記事です。
まずはそれを私的に要約してみたいとおもいます。著作権とか大丈夫なのか・・・?(;゚ロ゚)
現実サッカーから吸収したものをFMの戦術に取り入れたらいいなぁ~という記事です。
・2ラインとDFラインをくぐり抜けろ!
まずこちらの図をご覧ください
シロウト丸出しのやっつけ仕事な画像で申し訳ないのですがご勘弁を(´Д`;)
ゴールするためには
青色で示されている「組み立ての局面」で相手の2ラインのフィルターを抜け
黄緑色で示されている「仕掛け・崩しの局面」でホットゾーンへパスを入れ
オレンジ色で示されている「ホットゾーン」でゴールを決める
が必要だそうです。格別難しいことを言っているわけではなく、むしろ当たり前な事ですね~
ただ、このことを意識して戦術を作ればもっといいものができるのではないかと思いまして。
・守備
守備は攻撃側の嫌がることをすればいいのですから・・・
2ラインに人数を割き、仕掛け・崩しの局面へ移項させない
ことが重要だと思います。4-1-4-1なんかが2ラインのバランスもよく、
バイタルエリアもカバーできるのでいいかなぁ~と。私見ですが(n'ω'`)
・ゴールへの道
次に、ゴールへの道・・・つまりホットゾーンへボールを運ぶ6個の方法についてです。
これを私なりにFM風に噛み砕いて解説もつけてしまいました( ゚Д゚)
1、スルーパス
実行エリア=仕掛け・崩しの局面
相手DFラインの裏へパスを出し、FWが抜け出してゴール、という形はFMでも
よく目にする光景ですよね。設定もスルーパス頻度を「積極的に」へ設定するだけですから
とっても簡単。
個人的評価(☆5個で満点)・・・☆☆☆☆☆ 非常に有効
2、ワンツー
実行エリア=仕掛け・崩しの局面
これは戦術設定では実現不可能なことですよね。プレイスタイルに「ワンツーパスを出す」
というのがありますが、私はワンツーパスがゴールに結びついた場面をあまり見ません(ーー;)
むしろワンツーパスを出すところさえ印象にないのですが・・・
FWがクサビを受けて少しキープしたうえでオーバーラップした選手にスルー、
という場面は多少見受けられますが、狙って戦術に組み込むことは難しい?
個人的評価・・・☆ FM的には実現不可では・・・?成功例求む!
3、ドリブル突破
実行エリア=仕掛け・崩しの局面
仕掛けの場面から自力でホットゾーン、もしくはクロスをあげられる位置へ移動できる
方法がドリブルです。
話は少しそれるのですが、ドリブルはホットゾーンへボールを運ぶだけでなく、仕掛け・崩しの局面へボールを運ぶ方法としても使えます。
と言うのもFM2008では、組み立ての局面からドリブルして仕掛けの局面へ自力で進入する場面も時々見られ、2つのエリアで非常に有効だと思います。選手にそれ相応の能力があれば、ですが・・・
個人的評価・・・☆☆☆☆ 能力次第ですが、有効な方法です
4、ミドルシュート
実行エリア=仕掛け・崩しの局面
ホットゾーンを経由しない唯一のゴール方法がミドルだそうです。
FM2008では全然入りませんが(゚∀。)
個人的評価・・・☆☆ 打っても入らないヽ(`Д´)ノ
5、クロス
実行エリア=仕掛け・崩しの局面 & ホットゾーンの左右
クロス以外の方法では、いずれも”中央”を舞台にしているのに対し、
クロスは”サイド”を対象としている唯一の方法です
中央を突破するよりサイドを突破するほが容易なのは周知の通りです。
ただ、どうでしょう・・・FM2008でサイド攻撃がうまくいった試しがないのです(;゚ロ゚)
たぶん私が下手っぴ~だからでしょうが。。。
ヘタレ監督としては1つのオプション、として戦術に加えたい方法であります
個人的評価=☆☆☆ サイド一辺倒な攻撃方法で得点を量産できるかは疑問です。
付随・オーバーラップ
実行エリア=仕掛け・崩しの局面など
雑誌ではクロスの付随品としてあげられていました。
FM2008ではどうか?というと、だいぶ改善された項目がこのオーバラップです。
オーバーラップというとSBのことばかりを連想しがちですが
SBのみならず、MCの前線への飛び出しも見られるようになりました。
中央でもサイドでも使える方法ですし、得点を奪う上でのキーとなる方法だと思います
個人的評価・・・☆☆☆☆☆ 積極的に使っていきたい戦術です
6、DFライン裏へのロングパス
実行エリア=組み立ての局面
仕掛け・崩しの局面を一気に飛び越してホットゾーンへボールを供給する方法が
DFライン裏へのロングパスです。
有名なのがACミランのピルロとインザーギの関係ですね~
しかし前提条件として「相手DFラインの裏にスペースがある場合」に限られます。
つまり自分のチームが主導権を握っている時に狙う方法ではなく、
ポゼッションを欠いている時にカウンターアタックの場面で多く目にする攻撃方法ですね。
例外として自チームがボールを支配していてもライン高めにして前線からプレスをかけてくる
チームもありますが・・・。
高い創造性を持つパスの出し手・スピード系フィジカルや予測力に優れた受け手が求められます
個人的評価・・・☆☆☆ 相手DFラインが高い、という前提条件が必要なため少し低い評価です
まとめ
組み立ての局面で使用できる物 1個
仕掛け・崩しの局面で使用できる物 6個
というわけでホットゾーンにボールを配球するためには
「仕掛け・崩しの局面へボールを運ぶ」
ことが求められます。そりゃ組み立ての局面よりホットゾーンに近いんだから当然ですよね(ーー;)
たとえば4-4-2ならFWの1人は守備的メンタルにしてポストプレーさせるとか、
最初からAMCを置いて決定的な仕事をしてもらうとか・・・
私は今まで戦術を作るとき、「どうしたら選手が能力を発揮できるか?」
ばかりを考えていたのですが、
「選手の能力を(ゴールに直結する)”仕掛け・崩しの局面”でどう発揮させるか?」
また「どうやって仕掛け・崩しの局面にボールを運ぶか?」
も考えないとダメだな・・・と気がつきました(;゚∀゚)
次回の日記では、「得点の経緯」と「失点の経緯」を上記の6パターンに分類して、
どの形が機能していてどの形が弱点か、といった具合に考察していければ、と思います。